2014.1.17 小惑星メリボエア による掩蔽の観測成果


 2014年1月17日 21時00分(日本時間)ごろ 観測された小惑星メリボエア(137 Meliboea) による 11.4等星(TYC 0010-00601-1)食の結果です。
この現象において、山村秀人さん(滋賀県米原市),渡部勇人さん(三重県いなべ市),小和田稔さん(静岡県浜松市) により食による減光が確認されました。また、橋本秋恵さん(埼玉県秩父市),相川礼仁さん(埼玉県坂戸市),北崎勝彦さん(東京都武蔵野市),渡辺裕之さん(岐阜県垂井町) では、通過(食なし)が観測されました。
ご協力いただきました皆様には、この場をお借りしまして御礼申し上げます。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。推定直径 144kmの小惑星に対して長径158.7km 短径 120.5km 位置角47.9°の小惑星の楕円形状が求められました。 通過を観測した、渡辺裕之さんの位置は小惑星の北限に近く、楕円形状よりもさらに複雑な形状であることを示唆しています。

小惑星(137)Meliboea による掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2014.10.16)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです。


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