2011.1.23 小惑星エリザベタによる掩蔽の観測成果


 2011.1.23 21時30分頃 観測された小惑星エリザベタ(412 Elisabetha)による 11.3等星(TYC 1932-00980-1)食の結果です。
この現象において 浅井晃さん(三重県いなべ市),渡部勇人さん・のぞみさん・ひかるさん(三重県いなべ市),井田三良さん(滋賀県東近江市), 小和田稔さん(静岡県浜松市),石田正行さん(滋賀県甲賀市へ遠征) により食による減光が観測されました。

ご協力いただきました皆様には、この場をお借りしまして御礼申し上げます。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。推定直径 91kmの小惑星に対して 70.1km 〜 100.7km の小惑星の弦が求められ、 Dave Herald氏(豪,IOTA)により 長径 112.0km x 短径 76.9km の小惑星の楕円形状が求められました。 この結果に対して、Herald氏は「変光曲線による観測によるとこれほど扁平な形状とは考えにくい」としています。

エリザベタよる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2011.2.2)

図中の観測者のお名前において、
*「渡部 Family」は、渡部勇人さま,のぞみさま,ひかるさま 親子の共同観測です。


  ※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです。


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