2008.3.26 小惑星コルガによる掩蔽の観測成果


 2008.3.26 20時33分頃 観測された小惑星コルガ(191 Kolga)による 12.5等星(2UCAC 36961976)食の結果です。
後藤邦昭さん(広島県三次市)と小和田稔さん(静岡県浜松市)により食による減光が観測されました。 また、影山和久さん(熊本県熊本市)では、通過(食なし)が観測されました。
ご協力いただきました皆様には、この場をお借りしまして御礼申し上げます。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。推定直径101kmの小惑星に対して、101.3km の小惑星の弦が求められました。

コルガによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2008.4.4)

後藤邦昭さんの観測はビデオトラブルのため、およその継続時間を採用しています。
※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです


■ 関連のリンク ■
宮下和久氏(JOIN: Limovie の作者)によるビデオデータの解析 (掲載:2008.4.19)
 この現象のビデオ映像の解析により、極めて微光の恒星における解析手法が考察されています。
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