2006.12.3 小惑星タマラによる掩蔽の観測成果


 2006.12.3 20時26分頃 観測された小惑星タマラ(326 Tamara)による恒星食の結果です。
この現象は IOTA(The International Occultation Timing Association) により予報されていたもので、福島県郡山市浜野和天文台にて浜野和弘巳さんと浜野和博子さんにより食による減光が観測されました。 掩蔽された恒星は、おひつじ座にある 12.0等星(2UCAC 39254307)です。
以上のほかにも、天候不良などで観測できずの報告も頂いております。 ご協力いただきました皆様には、この場をお借りしまして御礼申し上げます。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。浜野和さんの観測からは、推定直径 93kmの小惑星に対して 55.1km の短い小惑星の弦が求められました。

タマラによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2006.12.7)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです


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