2006.9.4 小惑星ホーヘンシュタイナによる掩蔽の観測成果


 2006.9.4 04時23分頃 観測された小惑星ホーヘンシュタイナ(788 Hohensteina)による恒星食の結果です。
この現象は、瀬戸口貴司氏(東亜天文学会)により見出され、IOTA(The International Occultation Timing Association) により改良されていた予報です。茨城県高萩市にて浜野和弘巳さんと浜野和博子さんにより食による減光が観測されました。 掩蔽された恒星は、こいぬ座にある 12.1等星(2UCAC 35200229)です。
また、高島英雄さん(千葉県柏市)と 北崎勝彦さん(東京都武蔵野市)では通過(食なし)が観測されました。
以上のほかにも、明け方の薄明などで観測できずの報告も頂いております。 ご協力いただきました皆様には、この場をお借りしまして御礼申し上げます。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。浜野和さんの観測からは、推定直径 104kmの小惑星に対して 89.0km の小惑星の弦が求められました。

ホーヘンシュタイナによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2006.9.10)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです


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