2006.1.7 内合直前の 金 星
金星は地球よりも内側で太陽の周りを回って(公転)いて、太陽の方向に見える時期(合)があります。
特に金星が太陽と地球の間に来ることを内合(ないごう)といいます。地球に最も接近する時期でもあります。
この時期は、地球に対して金星の夜の部分が向くために地球からは見えなくなりますが、その内合直前の
金星を撮影したものです。2006年の金星は1月13日に内合となり、その後は、明け方の東の空に見えるようになります。
どの星よりも明るく輝くために「明けの明星」と呼ばれます。
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小石川正弘さんのコメントより
細い金星を撮影してみました。
やはり悪気流のために良像は得られません。
大量に撮ったものの中から2枚をコンポジットしてみました。
2006年 1月 7日 12h30m
15cm屈折望遠鏡拡大撮影
Fuji Finepix S2pro
撮影者: 小石川正弘(仙台市天文台)
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