百武彗星(1996年) |
---|
■ 2013年に期待の大彗星 ■
彗星は太陽系の遠いところからやってくる、氷とチリでできた小天体です。その本体は「汚れた雪だるま」によく例えられます。
彗星の明るさや尾の長さは、その彗星の大きさ,地球と太陽との位置関係が大きく影響します。彗星は太陽に近づくことで表面の氷がガスになって
太陽の光を強く反射して明るくなります。そして、突然夜空に現れて、ほうきのように尾を引きます。
肉眼でも明るく見える「大彗星」は10年に一度程度しか出現しません。
近年では、1996年の百武彗星,1997年のヘールボップ彗星が有名です。
このような大彗星になることが大いに期待される彗星が、2013年にふたつもやってきます。
3月に見られるパンスターズ彗星と、11月〜12月に見られるアイソン彗星です。
このページでは、パンスターズ彗星の解説と観察会について紹介いたします。
関連のページ
3月中旬〜 パンスターズ彗星が明るくなる
企画展示 「大彗星展 〜太陽系の旅人たち〜」
ギャラリー「パンスターズ彗星」
関連のサイト
国立天文台 パンスターズ彗星
アストロアーツ / 【特集】パンスターズ彗星
日本天文協議会 / パンスターズ彗星を見つけようキャンペーン
百武裕司さん(故人)と愛用の大型双眼鏡 宇宙館の観察会(3/12〜4/7)では、同型の大型双眼鏡も登場! 百武さんの観測体験をしてみませんか!? |
日 時 :2013. 3月12日(火)〜4月7日(日) 18:30 〜
観察条件の悪化により観察会は終了しました。(2013.3.29)
ところ:せんだい宇宙館 2階観測室
内 容 :パンスターズ彗星の観察
百武さんの観測を体験しよう !
期間中、百武さん愛用の大型双眼鏡(同型)で彗星を観察しよう。
双眼鏡を多数用意
双眼鏡をお持ちの方はぜひご持参下さい。
「大彗星展」も開催中!
申込み:不要 直接 当館にお越しください
参加料:せんだい宇宙館入館料
※ 期間中の月曜日は休館日です
※ 天候不良時は観察会は中止します
パンスターズ彗星と地球の位置関係 |
---|
日没直後が観察のチャンスです。
西の低空ですので、間もなく沈んでしまいます。西の空の開けたところで観察しましょう。
赤道座標 |
---|
注)彗星はいつも水物で、実際に来てみないと分からないことが多いもの です。特に明るさや尾の長さは予報よりも暗かったり逆に明るかったり します。