2006.3.1 小惑星シメイサによる掩蔽の観測成果


 2006.3.1 23時58分頃 観測された小惑星シメイサ(748 Simeisa)による恒星食の結果です。
この現象は、IOTA(The International Occultation Timing Association)により予報されていた現象です。 掩蔽された恒星は、ふたご座にある 9.7等星(TYC 1368-01481-1)で、ほぼ予報どおりに奥田光升さん(三重県津市)により減光が観測されました。 この他、3点では通過(食なし)が観測されました。

以上のほかにも天候不良などで観測できずの報告も頂いております。 ご協力いただきました皆様には、この場をお借りしまして御礼申し上げます。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。推定直径103kmの小惑星に対して、104.0km の小惑星の弦が求められました。
観測にご協力いただいた皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。

シメイサによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2006.3.5)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです


食の観測されたビデオ映像より
以下は、食の観測された、奥田光升さまの作成によるビデオ映像から抽出した食の瞬間の連続画像です。

減光の瞬間(Dis-appearance)
増光の瞬間(Re-appearance)

Recorde by Mitsumori Okuda.(Tsu,Mie,Japan)


星食のページへ戻る
星食のページへ戻る