2006.2.21 小惑星パリザナによる掩蔽の観測成果
2006.2.21 23時56分頃 観測された小惑星パリザナ(914 Palisana)による恒星食の結果です。
この現象は、瀬戸口貴司氏(東亜天文学会)により見出され、IOTA(The International Occultation Timing Association)
により予報されていたものです。
掩蔽された恒星は、いっかくじゅう座にある 12.2等星(2UCAC 31294211)で、滋賀県東近江市の井田三良さんにより食による減光が観測されました。
下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。
井田さんの観測からは、推定 77kmの小惑星に対して、54.3km の小惑星の弦が求められました。
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2006.2.25)
※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです
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