2005.12.22 小惑星ホップマンによる掩蔽の観測成果
2005.12.22 22時47分頃、福島県郡山市で観測された小惑星ホップマン(1985 Hopmann)による恒星食の結果です。
この現象は、瀬戸口貴司氏（東亜天文学会）により見出され、IOTA(The International Occultation Timing Association)
により改良予報されていたもので、福島県郡山市の浜野和天文台で食による減光が観測されました。
掩蔽された恒星は、ぎょしゃ座とふたご座の境界付近にある 11.8等星(2UCAC 44294399)です。
また、石田正行さん(滋賀県守山市)では通過(食なし)が観測されました。
ご協力いただきました皆様には、この場をお借りしまして御礼申し上げます。
下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。
浜野和天文台の観測からは、小惑星の推定直径 36kmよりも長い 45.1km の小惑星の弦が求められました。
たいへん興味深い結果となりました。
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2005.12.24)
※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです
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