下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。田中さんの観測からは、推定 141kmの小惑星に対して 約129km の小惑星の弦が求められました。
この小惑星(420)Bertholda は、2003.08.01にも大阪府千早赤阪村のちはや星と自然のミュージアムにて、 11.8等星(TYC5205-00519-1)の食が観測されています。 さらにその25日後の8月26日には、ヨーロッパの広い地域で8.6等星(TYC5757-353-1)の食が約80地点観測される という特筆すべき大成功となりました。この観測の結果からは、長辺168.9+/-0.5km 短辺130.2+/-1.4km の楕円形の小惑星の姿が得られています。
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2005.12.13)
※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです