2005.10.07 小惑星ヘリオによる掩蔽の観測成果


 2005.10.07 20時31分頃、福島県郡山市で観測された小惑星ヘリオ(895 Helio)による恒星食の結果です。
この現象は、IOTA(The International Occultation Timing Association)により予報されていたもので、 ほぼ予報どおりに福島県の浜野和弘巳,博子ご夫妻により 13.6秒間の減光が観測されました。 掩蔽された恒星は、ペガスス座にある 11.7等星(TYC 1676-00852-1)です。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。 この結果から、141.5kmの小惑星の弦が求められました。なお、この小惑星の推定直径は 142kmで、 小惑星のほぼ中央部が観測されたものと思われます。

ヘリオによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2005.10.10)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです


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