2005.01.14 小惑星ヒェルスキアによる掩蔽の観測成果


 2005.01.14 04時01分頃 観測された小惑星ヒェルスキア(568 Cheruskia)による恒星食の結果です。
この現象は、瀬戸口貴司氏(東亜天文学会)により検出され、IOTA(The International Occultation Timing Association)により改良されていたものです。 掩蔽された恒星は、いっかくじゅう座にある10.4等星(2UCAC 32349119)で、 福島県郡山市の浜野和天文台(浜野和弘巳さん,浜野和博子さん)により、見事に食による減光が観測されました。 また、松井聡さん(長野県上田市)では通過(食なし)が観測されました。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。推定 87kmの小惑星に対して、88.8kmの小惑星の弦が求められました。

ヒェルスキアによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2005.1.22)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです


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