2004.10.06 小惑星バックルンダによる掩蔽の観測成果
2004.10.06 19時37分頃、福島県郡山市で観測された小惑星バックルンダ(856)Backlundaによる恒星食の結果です。
この現象は、せんだい宇宙館により見出され、IOTA(The International Occultation Timing Association)により予報されていたもので、
ほぼ予報どおりに福島県の浜野和弘巳,博子ご夫妻により0.3秒の短い減光が観測されました。
掩蔽された恒星は、いて座にある 12.0等星(2UCAC 22568264)です。
下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。
この結果から、5.3kmの小惑星の弦が求められました。なお、この小惑星の推定直径は52kmで、
小惑星のほぼ端部が観測されたものと思われます。
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2004.10.9)
※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです
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