下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。
予報ラインに近い5ポイントの観測から、推定46kmの小型の小惑星に対して、42.8km〜57.7kmの小惑星の弦が求められました。
これらの結果から、推定よりも大きないびつな小惑星の形が浮かび上がってきました。
また、予報ラインから150km南に離れた富岡さんの観測から、未知の衛生の存在を疑わせる弦が得られましたが、
それを否定する観測もあり、今後の研究に課題を提供するものとなりました。
整約計算結果(広域)
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2004.7.13)
整約計算結果(拡大)
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2004.7.13)
※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです
Dave Herald氏(IOTA,オーストラリア)による解析結果
今回の現象における、IOTA(The International Occultation Timing Association)のDave Herald氏による解析の結果を
ご紹介します。
小惑星(306)Unitas の断面は、およそ 60.3 km(+/-0.6km) x 43.0 km(+/-1.2km),長軸の位置角 82.2°の楕円と計算しています。
Herald氏によると、吉原秀樹さんの位置は小惑星の端から 2〜3km の距離であったということです。
Reduced by OCCULT (David Herald). / Update 2004.7.18
食の観測されたビデオ映像より
以下は、食の観測された、門脇修様(鳥取県国府町)のビデオ映像から作成した、食の瞬間の連続画像です。
門脇修さん提供(鳥取県国府町)
減光の瞬間 (Dis-appearance) | 増光の瞬間 (Re-appearance) |
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