2004.2.16 小惑星イオランダによる掩蔽の観測成果


 2004.2.16 20時38分頃、当館で観測された小惑星イオランダ(509 Iolanda)による恒星食の結果です。
 この現象は、瀬戸口貴司氏(JOIN,東亜天文学会)により見出され、IOTA(The International Occultation Timing Association) により改良されていた予報です。 掩蔽された恒星は、ろくぶんぎ座にある11.4等星(2UCAC 28018640)です。
下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。 この結果から、33.6kmの小惑星の弦が求めらました。 なお、この小惑星の推定直径は53kmですが、小惑星のどの部位が観測されたかは不明です。

イオランダによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2004.2.20)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです


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