2003.12.03 小惑星マッサリアによる掩蔽の観測成果
2003.12.03 04時41分頃、当館で観測された小惑星マッサリア(20 Massalia)による恒星食の結果です。
この現象は、瀬戸口貴司氏(JOIN,東亜天文学会)により見出され、IOTA(The International Occultation Timing Association) により改良されていた予報です。
掩蔽された恒星は、おとめ座にある10.6等星(TYC 5556-00437-1)です。
下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。
この結果から、145kmの小惑星の弦が求めらました。
なお、この小惑星の推定直径は145kmで、小惑星のほぼ中央部が観測されたものと思われます。
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2003.12.10)
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