下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。
石田さん,井田さんの観測から、22.5km と 21.0km の弦が求められました。
食による減光時間はわずか 0.6秒でしたが、ビデオ観測により観測者間で整合性の良い結果が得られました。
これらを総合すると、食は小惑星の南端付近が観測されたものと推測されます。
なお、この小惑星の推定直径は 36kmで、この大きさの円を図中に記入してあります。
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2003.11.30)
以上の他にも、多数の「天候不良のため観測成立せず」のご報告を頂いております。ご協力を有難うございました。
食の観測されたビデオ映像より (更新:2003.11.29)
以下は、食の観測された、石田正行(滋賀県守山市),井田三良さん(滋賀県八日市市) のビデオ映像から作成した、
食の瞬間の連続画像です。各氏のご厚意によりまして掲載しております。
石田正行さん提供 (滋賀県守山市)
表示の時刻は、タイムインポーザ(TIVi)によるものです。1/100secの桁がダブって見えるのは、1Frame が 2つの Field で構成されているためです。
Recorde by Masayuki Ishida.(Moriyama Shiga.)
井田三良さん提供 (滋賀県八日市市)
Recorde by Miyoshi Ida.(Yokaichi Shiga.)