2002.12.03 小惑星カリストによる掩蔽の観測成果
2002.12.03 22時30分頃、岩手県一関市で観測された小惑星カリスト(204 Kallisto)による恒星食の結果です。
この現象は、IOTA(The International Occultation Timing Association)により予報されていたもので、
ほぼ予報どおりに一関星の会の3名の観測者により減光が観測されました。
掩蔽された恒星は、オリオン座にある 10.4等星(TYC 0728-02212-1)です。
下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。
この結果から、51kmの小惑星の弦が求められました。なお、この小惑星の推定直径は48kmで、
小惑星のほぼ中央部が観測されたものと思われます。
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2003.1.15)
一関星の会観測者/笠原正明様,菅原寿様,佐藤敏朗様
星食のページへ戻る