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右は、京都府福知山市の吉見政義さんによる掩蔽の様子を捉えた貴重な写真です。
長い線は、いずれも恒星が地球の自転により動いていくため線を引くものです。
太い2本の線のうち上側のものは途中で、暗くなっていますが、ここで小惑星が恒星を隠したことを示しています。
また、宮坂正大さんと、藪 保男さんの観測は、いずれも高感度ビデオによる撮影で、これらも精度の高い極めて資料価値の高いものです。
以下は、せんだい宇宙館による整約計算の結果です。宮坂さんの観測は小惑星の北端付近,藪さん,吉見さんの観測は南端付近ということが分かります。
図中の円は、この小惑星の推定直径です。
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update: 2004.1.30)