上野裕司さんのコメントより
いきなりで申し訳ないのですが一昨日2月13日ろくぶんぎ座の銀河
NGC3169を撮影したところ小惑星らしき天体が写野の隅を
移動していたのでその画像を送ります。
添付しました画像は25cmF4反射望遠鏡+冷却CCDカメラBJ41Lで
2月13日22時52分52秒から2月14日00時04分12秒まで撮影した8枚の画像を
合成したものです。
撮影場所:鹿児島県与論島
撮影者:上野裕司
NGC3166, NGC3169 拡大
上野裕司さんのコメントより
NGC3166、3169の画像について
写っている銀河は右からNGC3169、NGC3166、NGC3165です。
当初NGC3169の形が面白そうだったので撮影してみたのですが
NGC3166の中心付近の形がよく見かけるSb型の銀河と異なっているようでしたので
中心付近を拡大して強調処理してみました(左上囲み)。
拡大した中心付近をよく見ると中心核から腕が2本出ているのが分かります。
通常銀河の腕は中心核から互いの180度反対側に出ていることが多いですが
この画像を見る限り、上に出ている腕に対しもう一本は左側に
ほぼ直角に出てさらに左に直角に曲がっているように見えます。
さらにその周りを半円形の明るい部分が取り囲んでいます。
どうしてこんな形になったのかとても興味深いですね。