鹿児島県与論町(与論島)に在住の上野裕司さまより、M31銀河とM33銀河の迫力のある画像をお送りいただきました。
両天体とも私達の銀河系から最も近いお隣の銀河です。

上野裕司さんのコメントより
M31とM33、両銀河をアマチュアが同じ光学系で撮影した画像を 並べて見比べると(私の画像だとどちらも銀河の一部しか写っていませんが) 10〜30cmクラスの望遠鏡+CCDの画像だと M33は星が「分離している」ように見えるのに M31は「分離していない」ように見えます。 両銀河はほぼ同じ距離にある(と言われている)のに興味深いところです。


M31星雲
M31銀河(通称:アンドロメダ座の大星雲)

アンドロメダ座にある、私達の住む銀河系とは独立したお隣の銀河です。 私達の銀河系とほぼ同じくらいの大きさであるとされ、230万光年の距離にあります。 空の暗いところなら、肉眼でもボーッとした姿を見ることが出来ます。

撮影データ
2002年10月3日撮影
R200SS+BJ41L


M33銀河
M33銀河

さんかく座にある渦巻銀河です。M31とほぼ同じくらいの距離(230万光年)にあり、 M31や我々の銀河系とグループを作っています。 大型ですが、淡く広がっているため意外と観察しづらい対象です。

撮影データ
2002年12月3日撮影
R200SS+BJ41L


撮影地:与論島
撮影者:上野裕司(鹿児島県大島郡与論町)