H2Aロケット4号機 補助ロケットの切り離し
宇宙開発事業団は12月14日に種子島宇宙センターから、H2Aロケット4号機の打ち上げに成功しました。 搭載されていた3機の人工衛星も無事に軌道に投入されました。
この写真は、H2Aロケットが使用済みの補助ロケットを切り離す瞬間を連続画像にしたものです。 海を隔てた大隅半島から松下優さんにより撮影されました。

松下優さんのコメントより
種子島に行くことができず、大隅半島南部佐多町辺塚にある自衛隊演習場まで でかけました。種子島方向は、低空に雲があるもののほぼ快晴でした。 双眼鏡で発射台方向を見ていると、雲をバックに噴煙を上げながら上昇する ロケットを確認、すかさずカメラを構えました。カメラ三脚に1750mmの超望遠 レンズ(望遠鏡)で動く物体をとらえるのは至難の業で、何とかSRB分離の瞬間 までをとらえることができました。その後は、太陽方向にあたり見えなくなりました。

H2A-4 SRB-A 切り離し

H2A 4号機 SRB-A分離

2002.12.14 10h3?m
セレストロンC5+BORG1.4倍テレコンバータ+PENTAX MZ-3
(焦点距離1750mm)
フィルム:KODAK E100VS
露出:AE
撮影地:佐多町辺塚(自衛隊演習場)
撮影者:松下 優(鹿児島天体写真協会)