らせん状星雲(NGC7293)
みずがめ座にある、全天最大級の惑星状星雲です。惑星状星雲とは、恒星が一生を終えた後にその残骸で出来たガスの塊りです。
この"らせん状星雲(NGC7293)"は、みかけの大きさが、満月の半分ほどもあります。 あまり大きく広がりすぎて輝度が低く、望遠鏡では観察しにくい対象です。 しかし、写真ではご覧のように素晴らしい姿を写し取ることが出来ます。

らせん状星雲(NGC7293)

隈元さんのコメントより
赤道儀の調子が悪かったので,調整しながら撮影しました。 ちょうど12〜13日はペルセウス座流星群の極大日でしたが,何個か流れ星を見な がらの撮影でした。

撮影日時: 8月13日 02:05〜
 L画像 10分×6フレーム RGB画像は2003年10月25日撮影

機材
 R200SS テレビューパラコア(920mm F4.6)
 EMスカイセンサーPC赤道儀
 D76mm f 500mmガイド鏡+STVによる自動ガイド
 ビットラン冷却CCDカメラBJ41L(−5℃) IDASタイプV3色分解フィルター
 ステライメージ4他にて画像処理
撮影者:隈元俊一(鹿児島天体写真協会)