M4 球状星団
球状星団は「星団」の種類のひとつです。恒星がボールのように集まっているためにこのように呼ばれます。
M4球状星団は、さそり座のアンタレスのすぐ近くにあり、球状星団の中では太陽系から最も近いとされています。 それでも、7000光年(光のスピードで7000年かかる距離)もの彼方の遠い天体です。
不思議なことに球状星団には若い星団は無く、ほとんどが宇宙の年齢とあまり変わらない年老いた星の集団です。

M4 球状星団

(隈元さんのコメントより)
久しぶりにまあまあのものが撮れたので送ります。宇宙館のHPには火星ばかり並んでいるのでたまには 違うのもいいかなあと思っているんですが。  コマコレクターなしでは周辺がコマでひどいですが、中心はかなりシャープになります。 星団を撮影するときにはコマコレクターがないほうがいいですね。

撮影日時 平成15年8月23日20時39分〜
 L画像 3分×5枚 RGB画像 それぞれ3分×2枚 2×2ビニング LRGB合成 総露出時間33分
撮影機材
 ビクセンR200SS(f 800mm F4 コマコレクターなし) EMスカイセンサーPC赤道儀
 D76mm f 500mmガイド鏡+STVによる自動ガイド
 ビットラン冷却CCDカメラBJ41L(−3℃) IDASタイプV3色分解フィルター
 ステライメージ4にて画像処理
撮影場所 内之浦町
撮影者:隈元俊一(鹿児島天体写真協会)