まゆ星雲(IC5146)
はくちょう座の北の端にある、小型の散光星雲です。その形から「まゆ星雲」の愛称があります。 散光星雲は、宇宙に漂う星間ガスが光って見えている天体です。
この付近には、散光星雲になりそこねた光を発しないガスの星雲が広がっています。 これらは、背景の星々の中で光をさえぎっていることから存在が分かり、散光星雲に対して「暗黒星雲」と呼ばれます。

まゆ星雲(IC5146)

隈元さんのコメントより
赤道儀の調子が悪かったので,調整しながら撮影しました。 ちょうど12〜13日はペルセウス座流星群の極大日でしたが,何個か流れ星を見な がらの撮影でした。

撮影日時: 8月14日 02:01〜
 L画像 10分×8フレーム RGB画像 各色5分×2フレーム 2×2ビニング

機材
 R200SS テレビューパラコア(920mm F4.6)
 EMスカイセンサーPC赤道儀
 D76mm f 500mmガイド鏡+STVによる自動ガイド
 ビットラン冷却CCDカメラBJ41L(−5℃) IDASタイプV3色分解フィルター
 ステライメージ4他にて画像処理
撮影者:隈元俊一(鹿児島天体写真協会)