観測に成功されたら...
【絶好】 ■ 2014.11.08 22h20m JST 恒星 :TYC 2356-01149-1 9.5等 赤経 03h 47m 15.441s,赤緯 +30°08' 58.15"(J2000) おうし座 小惑星:(93)Minerva 12.2等 推定直径 170km 減光 :約 2.8等 継続時間 最長 12.8秒 掩蔽帯:東北 ランク:99ポイント ランク=減光の観測される可能性を示す指標。高ポイントほど確率が高い。 備考 :絶好。小さな衛星Gorgoneion(推定直径3km)とAegis(推定直径4km)を持つ。 2014年9月6日には衛星による減光が観測されており、6.2kmの弦が得られた。 IMCCEによると、衛星による恒星食が起こった場合の継続時間の最長は次の通り。 Gorgoneion は 0.5秒,Aegis は 0.7秒。 Star : TYC 2356-01149-1 (mag 9.5) Asteroid : (93)Minerva (mag12.2) 広域星図 The SKY 6 により作成 視野5度平方 The SKY 6 により作成 視野2度平方 The SKY 6 により作成 Steve Preston(IOTA)による改良予報 掩蔽帯経路図,詳細データ 等 IMCCE(パリ天文台)による予報ページ
必要なデータは、
1.観測者氏名および氏名のローマ字表記
2.観測地および観測地の経緯度と標高,測地系
3.観測開始と観測終了の時刻
4.減光が観測されたか? 減光が観測されなくとも重要なデータです。
5.減光がおきた場合の時刻:減光開始の時刻および減光終了の時刻
6.観測機材
7.時刻保持の方法
です。観測は眼視によるものでも重要なデータとなりますが、可能な方は、是非
ビデオによる観測をお願いいたします。時刻保時のためには、極力、GPS時計、
短波時報(外国)などの正確な時報を用いてください。固定電話による117時報も
0.03秒程度の信頼性があります。携帯電話の時報、電波時計、は1秒以下の遅
れがありえますので、前述の時報が得られない場合に使用してください。