Asteroidal occultation Finder Charts


2010.08.30 02h17m JST 恒星 :TYC 5270-01221-1 11.0等 赤経 00h 49m 56.274s,赤緯 -09°29' 38.92"(J2000) くじら座 小惑星:(893)Leopoldina 13.4等 推定直径 76km 減光 :約 2.5等 継続時間 最長 7.7秒 掩蔽帯:北海道東部 ランク:76ポイント ランク=減光の観測される可能性を示す指標。高ポイントほど確率が高い。 備考 :衛星を持つ可能性のある小惑星。 1996年ヨーロッパにおける掩蔽観測から、直径約70kmと約50km が 距離170kmを隔てて存在する可能性が指摘されている。 Star : TYC 5270-01221-1 (mag11.0) Asteroid : (893)Leopoldina (mag13.4) 視野5度平方 The SKY 6 により作成 視野2度平方 The SKY 6 により作成 視野30分平方 The SKY 6 により作成 Steve Preston(IOTA)による改良予報 掩蔽帯経路図,詳細データ 等
観測に成功されたら...
観測に成功されましたら、是非、国立天文台相馬充氏 または、せんだい宇宙館 早水勉までご報告をお願いいたします。観測されましたデータは、IOTA,国立天 文台,海上保安庁水路部,東亜天文学会 他、広く公開され星食の研究に役立て られます。

必要なデータは、
1.観測者氏名および氏名のローマ字標記
2.観測地および観測地の経緯度と標高,測地系
3.観測開始と観測終了の時刻
4.減光が観測されたか?
減光が観測されなくとも重要なデータです。
5.減光がおきた場合の時刻:減光開始の時刻および減光終了の時刻
6.観測機材
7.時刻保持の方法

です。観測は眼視によるものでも重要なデータとなりますが、可能な方は、是非 ビデオによる観測をお願いいたします。時刻保時のためには、極力、GPS時計、 短波時報(外国)などの正確な時報を用いてください。固定電話による117時報も 0.03秒程度の信頼性があります。携帯電話の時報、電波時計、は1秒以下の遅 れがありえますので、前述の時報が得られない場合に使用してください。


改良予報のメール配信サービス
 小惑星による恒星の掩蔽は、現象直前のデータを考慮した「改良予報(IOTA予報)」が発表されることがあります。 この「改良予報」を電子メールにて配信するサービスを行いますので、ご希望の方は、 「改良予報配信希望」の件名にて、以下のメールアドレスまでお知らせください。
 e-mail:uchukan@bronze.ocn.ne.jp
 せんだい宇宙館の活動の成果は、星食の研究に活かされています。
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