Asteroidal occultation Finder Charts


【注目】 チリのVLT望遠鏡の赤外線観測により、近接した二重小惑星である可能性が示唆 されている。掩蔽帯から離れた場所でも減光の起こる可能性があるため注意を 要する。 ■ 2010.01.17 21h15m JST 恒星 :2UCAC 34241128 12.0等 (=GSC 00143-01135) 赤経 06h 13m 35.840s,赤緯 +07°12' 38.01"(J2000) オリオン座 小惑星:(234)Barbara 12.9等 推定直径 44km 減光 :約 1.3等 継続時間 最長 3.6秒 掩蔽帯:関東,中部地方を中心とする広域 ランク:27ポイント ランク=減光の観測される可能性を示す指標。高ポイントほど確率が高い。 備考 :恒星の位置精度が悪いため誤差を大きく見る Star : 2UCAC 34241128 (mag12.0) Asteroid : (234)Barbara (mag12.9) 視野5度平方 The SKY 6 により作成 視野2度平方 The SKY 6 により作成 視野30分平方 The SKY 6 により作成 Steve Preston(IOTA)による改良予報 掩蔽帯経路図,詳細データ 等
観測に成功されたら...
観測に成功されましたら、是非、国立天文台相馬充氏 または、せんだい宇宙館 早水勉までご報告をお願いいたします。観測されましたデータは、IOTA,国立天 文台,海上保安庁水路部,東亜天文学会 他、広く公開され星食の研究に役立て られます。

必要なデータは、
1.観測者氏名および氏名のローマ字標記
2.観測地および観測地の経緯度と標高,測地系
3.観測開始と観測終了の時刻
4.減光が観測されたか?
減光が観測されなくとも重要なデータです。
5.減光がおきた場合の時刻:減光開始の時刻および減光終了の時刻
6.観測機材
7.時刻保持の方法

です。観測は眼視によるものでも重要なデータとなりますが、可能な方は、是非 ビデオによる観測をお願いいたします。時刻保時のためには、極力、GPS時計、 短波時報(外国)などの正確な時報を用いてください。固定電話による117時報も 0.03秒程度の信頼性があります。携帯電話の時報、電波時計、は1秒以下の遅 れがありえますので、前述の時報が得られない場合に使用してください。


改良予報のメール配信サービス
 小惑星による恒星の掩蔽は、現象直前のデータを考慮した「改良予報(IOTA予報)」が発表されることがあります。 この「改良予報」を電子メールにて配信するサービスを行いますので、ご希望の方は、 「改良予報配信希望」の件名にて、以下のメールアドレスまでお知らせください。
 e-mail:uchukan@bronze.ocn.ne.jp
 せんだい宇宙館の活動の成果は、星食の研究に活かされています。
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