マスコミでも大きく取り上げられました、今回の天体ショーは、 残念ながら、予想よりも遥かに小規模のものでした。それでも、 年間を通してもトップクラスの出現はありましたので、 いつもよりたくさんの流れ星を見れた方々も多かったようです。
せんだい宇宙館のチームでは、当日の天候から鹿児島県北薩での観測を あきらめて、鹿児島県国分市東端まで遠征致しました。それでも変りやす い天候に悩まされましたが、計数観測では 数十ケ/時 のデータを得る ことができました。以下のデータは 東亜天文学会へ報告致しました。
1998.11.17/18 HR CHR ZHR 02h〜03h JST 25 136 313 03h〜04h JST 20 205 328 観測:せんだい宇宙館.立山英樹,山本国彦 集計:立山英樹 (注) H R:実際に観測した流星の数 CHR:HRに雲や透明度を補正 ZHR:さらに放射点高度を補正最も期待していました写真撮影とビデオ撮影は不十分な結果に終わりましたが、 県内これだけの悪天候の中、観測としての数値を残せたことは貴重なデータと言えましょう。