この図は、ポルックスの食の起こる頃の、夕暮れ時のイメージです。
まだ青空の残る時間帯ですから、まず特に明るい木星を探しましょう。 木星を基準にして、腕をいっぱいに伸ばした時の人差し指と親指の間隔くらい東を探すと、 ポルックスとカストルがあります。

詳しくいうと、...
1. 南側を向いて、空の高いところ(約60度)にある「木星」を見つけます。
2. 右腕を一杯に伸ばして、親指と人差し指でL字の形を作ります。
3. 人差し指の位置を木星の位置に合わせます。
4. 木星(人差し指)に対して東の方向に親指を向けます。
5. 親指の位置の付近にポルックスとカストルがあるはずです。
木星は、日没直後から認めることが出来ますが、ポルックスは日没後20分くらいで やっと肉眼でも見れるようになります。食の現象は、日没後33分頃ですので、慌てないように準備しましょう。


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