2006.8.12 小惑星ラトビアによる掩蔽の観測成果


 2006.8.12 22時54分頃 観測された小惑星ラトビア(1284 Latvia)による恒星食の結果です。
この現象は、瀬戸口貴司氏(東亜天文学会)により見出され、IOTA(The International Occultation Timing Association) により予報されていたものです。 掩蔽された恒星は、みずがめ座にある 11.9等星(TYC5778-00924-1)で、福島県郡山市浜野和天文台の浜野和弘巳さん,細井克昌さん,浜野和博子さんにより 食による減光が観測されました。
ご協力いただきました皆様には、この場をお借りしまして御礼申し上げます。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。 浜野和天文台の観測からは、推定 37kmの小惑星に対して、11.2km の小惑星の弦が求められました。

ラトビアによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2006.8.17)

* 図中の「浜野和Obs」は、浜野和弘巳さん,細井克昌さん,浜野和博子さんの共同観測 です。
※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです



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