2006.2.18 小惑星キベレによる掩蔽の観測成果


 2006.2.18 02時01分頃 観測された小惑星キベレ(65 Cybele)による恒星食の結果です。
この現象は、瀬戸口貴司氏(東亜天文学会)により見出され、IOTA(The International Occultation Timing Association) により予報されていたものです。 掩蔽された恒星は、ふたご座にある 12.5等星(2UCAC 38428114)で、福島県郡山市の浜野和天文台により食による減光が観測されました。 また、冨岡啓行さん(茨城県日立市)では通過(食なし)が観測されました。
以上のほかにも天候不良などで観測できずの報告も頂いております。 ご協力いただきました皆様には、この場をお借りしまして御礼申し上げます。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。 浜野和天文台の観測からは、推定 237kmの小惑星に対して、158.3km の小惑星の弦が求められました。

キベレによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2006.2.22)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです


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