2005.12.25 小惑星フレダによる掩蔽の観測成果


 2005.12.25 02時12分頃 観測された小惑星フレダ(1093 Freda)による恒星食の結果です。
この現象は、瀬戸口貴司氏(東亜天文学会)により見出され、IOTA(The International Occultation Timing Association) により改良予報されていたもので、茨城県日立市の八重座明さんにより食による減光が観測されました。 掩蔽された恒星は、ぎょしゃ座にある 12.2等星(2UCAC 47418096)です。 また、高島英雄さん(千葉県柏市),相川礼仁さん(埼玉県坂戸市),笹沼範夫さん(東京都豊島区),橋本秋恵さん(埼玉県秩父市) では通過(食なし)が観測されました。
以上のほかにも天候不良などで観測できずの報告も頂いております。 ご協力いただきました皆様には、この場をお借りしまして御礼申し上げます。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。八重座さんの観測より 推定 117kmの小惑星に対して 77.8km の小惑星の弦が求められました。

フレダによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2005.12.28)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです


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