2005.01.11 小惑星ルキナによる掩蔽の観測成果


 2005.01.11 05時36分頃 観測された小惑星ルキナ(146 Lucina)による恒星食の結果です。
この現象は、瀬戸口貴司氏(東亜天文学会)により検出され、IOTA(The International Occultation Timing Association)により改良されていた予報です。 掩蔽された恒星は、てんびん座にある12.4等星(2UCAC 27311737)で、 ほぼ予報どおりに東京都と神奈川県2地点の観測者により、減光が観測されました。また、2地点では通過(食なし)が観測されました。
 減光の観測に成功されたのは、北崎勝彦さん(東京都武蔵野市),杉山行浩さん(神奈川県平塚市)です。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。推定 132kmの小惑星に対して、77.9km〜80.9km の小惑星の弦が求められました。

ルキナによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2005.1.26)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです


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