2004.12.27 小惑星メガイラによる掩蔽の観測成果


 2004.12.27 05時34分頃、茨城県日立市で観測された小惑星メガイラ(464 Megaira) による恒星食の結果です。
この現象は、IOTA(The International Occultation Timing Association)により予報されていたもので、 茨城県日立市の冨岡啓行様により食による減光が観測されました。掩蔽された恒星は、おとめ座にある 11.9等星(TYC 0865-00664-1)です。
この他、内山茂男さん(茨城県下妻市),橋本秋恵さん(埼玉県秩父市),高島英雄さん&大場富士夫さん(千葉県柏市:共同観測), 北崎勝彦さん(東京都武蔵野市),井田三良さん(滋賀県八日市市)では、通過(食なし)が観測されました。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。 この結果から、58.2kmの小惑星の弦が求められました。なお、この小惑星の推定直径は 74kmです。 小惑星の経路は、予報に対して北側にシフトしたものと思われます。

メガイラによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2004.12.29)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです


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