2004.11.05 小惑星ルーバによる掩蔽の観測成果


 2004.11.05 00時34分頃、静岡県藤枝市で観測された小惑星ルーバ(1062 Ljuba) による恒星食の結果です。
この現象は、瀬戸口貴司氏(東亜天文学会)により見出され、IOTA(The International Occultation Timing Association)により予報されていたものです。  掩蔽された恒星は、かに座にある11.4等星(TYC 1932-01713-1)で、ほぼ予報どおりに静岡県藤枝市在住の福井英人様により減光が観測されました。 福井さんは、2日前の小惑星ニオベによる恒星食に続く連続の観測成功です。 また、このほか1地点(高島英雄さん大場富士夫さん/千葉県柏市)では通過(食なし)が報告されました。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。 推定55kmの小惑星に対して、24.2kmの小惑星の弦が求められました。

ルーバによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2004.12.18)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです


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