2002.3.25 小惑星フェオドシアによる掩蔽の観測成果


 2002.3.25 午後7時8分頃、関東地方で観測された小惑星フェオドシア(1048 Feodosia) による恒星の掩蔽の結果です。
この現象は、IOTA(The International Occultation Timing Association)により予報されていたもので、 2名の観測者により減光が観測されました。 掩蔽された恒星は、ぎょしゃ座にある10.3等星(TYC 2411-00627-1)で、全国の熱心な観測者により成果を収められました。
下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。 この結果から、2ポイントの観測は小惑星の一部をかすめたものと考えられます。

フェオドシアによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (2002.4.2)

 高島さんのポイントでは、わずか0.4秒間の減光がビデオ映像により収められました。 橋本さんのポイントの破線部分は、緩やかな減光のあったことを示します。 おふた方の観測結果は、極めて短時間の現象にもかかわらず、ほとんど矛盾の無い結果を得ています。
減光の観測された2氏以外にも全国各地より多数の報告が寄せられましたが、 いずれも食による減光は観測されませんでした。

下の写真は、高島英雄さんにより観測されたビデオから抽出した、食の瞬間の連続写真です。 微光ですが、しっかりと減光の瞬間が捕らえられています。


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