2002.1.11 小惑星オルガによる掩蔽の観測成果


 2002.1.11 午後7時16分頃、関東地方で観測された小惑星オルガ(304 Olga) による恒星の掩蔽の結果です。
この現象は、IOTA(The International Occultation Timing Association)により予報されていたもので、 3名の観測者により減光が観測されました。 掩蔽された恒星は、オリオン座にある9.6等星(TYC 0114-01683-1)で、全国の熱心な観測者により見事な成果を収められました。
下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。 この結果から、3ポイントの観測は小惑星の北端付近が観測されたものと考えられます。

オルガによる掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (2004.1.28)

減光の観測された3氏以外にも全国各地より多数の報告が寄せられましたが、 いずれも食による減光は観測されませんでした。


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